「なんでボクじゃダメなのかな…」
優月の想い人である幼馴染の大地は、彼女の姉・陽葵に片想いをしていた。
顔もスタイルもそっくりなのに、文武両道で誰からも好かれる完璧な姉。
優月はそんな姉に、これまで一度も勝てたことがなかった。
それでも「大地の幸せが一番」と、健気に二人の恋を応援し、サポートしてきた優月。
しかしその努力が実を結び、陽葵が大地を意識し始めたことを知ってしまう。
祝福すべきなのに、
胸を締め付けるのは耐えがたい絶望。
「‘陽葵’でしょ 大地くん」
積み重なったコンプレックスと鬱憤が爆発した夜、優月は陽葵として大地に迫る。
陽葵に彼氏がいると冷たい嘘を吐き、困惑する大地を押し倒して、その初めてを強引に奪い去り……。
健気可愛いJKの匠・もやのすけ先生が描く、一途な愛とコンプレックスの間で揺れる少女が、人生で唯一「欲しかったもの」──。